信剣士の細やかな時間のホット一息

チャレンジャーとしての世界で生きたいと思います。会社にエネルギーを注いで来ましたが自分の存在が如何に薄いのか思い知らされ、これからは自分の希望のためにエネルギーを使って見ます。私は何処まで歩いて行けるのか知りたいです。ぶらっと、いろんなテーマに触れて行こう。

俺が決める口説きの決め台詞!!

今回の記事は私個人の独断と偏見で好き放題に書かせて貰います。ですので「パロディ」として読んでもらえる事を大前提として書いていきたいと思いますので「くだらない」「面白い」「ありえねー」とか気軽に読み流して貰える事を強く望みます。

 

f:id:sinkensin:20190901223752j:image

「凄ーい、やっぱ綺麗だね!」

「確かに綺麗・・」

「近くまで来て良かった、お腹にドンドン響いて迫力が、たまんないね。」

「良かったよ!そんなに嬉しそうな顔されると、襲っちゃうかも。」

「・・もう、最後まで花火ちゃんと見ててよ!」

「はいはい、じゃあ俺は花火に照らされる◯◯の顔眺めてよー」

「バカ!、だから花火をちゃんと見ろ!!」

「ちゃんと見とかないと勿体無いよ。」

彼女が俺の手を握って来た。しかも指先だけで申し訳程度に触れ合った感じだ。

「◯◯、・・綺麗だぞ・・お前が。」

◯◯が今度は大胆に腕を絡ませてぴったりと、くっついて来た。

「クライマックス・・かな・・」

花火が連発に上がり始め迫力が一段と増していく。そして夜空一面に花火が広がり暗闇が辺りを包む。

「なぁ・・・この手・・ずーっと握ってて良いか、お前の方が花火より数倍は綺麗・・ずーっと、俺の前で笑ってて欲しい」

「・・・・」

  • 職場の同僚

 

「あれっ!?どうした?」

「あっ◯◯君、最悪だよ!この間のバカ男が急にクレームぶつけて来て、お陰で残業!!」

「へー、災難だな。」

「本当だよ今日はこの後、皆んなでお食事に行く予定だったのに・・」

「キャンセルしたの?」

「そうだよ!!あーホントにイラつく!」

「そっか、ふーん。」

「もう、悔しいけど仕事するよ。」

「ふーん、そうなんだ。」

女性は黙々と仕事に取り掛かる、男性は近くの応接セットのソファに横になってゴロゴロしてる。

「・・・・・、・・・・・」

「なんか、腹へったなぁ」

「・・・ラーメンでも行こっかなぁー」

「・・・」

「あーーあ、味噌が食べたいなぁ」

「・・・食べて来れば・・」

「餃子も・・良いかも」

「・・・・」

「どう?」

「・・何が?・・」

「仕事が、決着ついたらさぁ・・」

「・・・」

(仕事に集中したいんですけど・・手伝えよ!)

「・・・」

男性は起き上がり事務所を出て行った。

(なんなんだ、彼奴は・・まっ、いいか!もうすぐ終わりそうだし・・)

「・・・・」

男性は缶コーヒーを飲みながら戻って来た。彼は無言で女性の作業する机の上にもう一本の缶コーヒーを置いた。

「・・飲みな。」

「あっ、ありがとう・・」

(ちょっとだけ、良い所あるじゃん・・)

男性は元のソファにもたれかかった。

「・・・・」

「・・・・」

f:id:sinkensin:20190901223914j:image

 

「・・終わったー。」

「・・おつかれー」

「ラーメン食べに行かなくて良いの?」

「・・・待ってたんじゃん!!」

「へっ!?」

「ハハハッ、へっ!って言ってやんの。」

「うるさい!そこ、突っ込むな!!」

 

「俺は、お前と一緒に居たかったんだ。」

「俺さーずーっと、お前の真面目な仕事振り、良いなって思ってたんだ。」

「惚れちゃってたんだ・・ラーメン食いに行こ!」

 

「えっ?」

 

  • 映画鑑賞後の車中の2人

 

「今日はありがとうね!」

「いいよ俺も逆に付き合って貰って、嬉しかったよ。」

「うん、私も面白かったよ。」

「でもなんで、ホラー?」

「えっ?マズかった!?」

「いやいや、もしかしてデート?見たいになるのかなって想像してたから・・」

「ごめん、女の子の喜びそうな映画ってイメージ湧かなくて・・」

「それで、ホラーって・・でも凄く楽しかったし、沢山ドキドキもしたよ。」

「恐怖のドキドキだけどね。」

「そっかー、ドキドキねー俺もされたいもんだ!」

「私も最近は、もっぱらドキドキ無いなー」

「・・・・」

「そう言えば、今日はちゃんと寝られそう?」

「・・そっかー・・ちょっと思い出すとヤバイかも・・」

「きっと、大丈夫だよ。」

「そんな・・怖くなったら・・どうするの?」

「うーん・・」

「俺に、ライン入れて・・朝まで話してようか!?」

「えっ、良いの?」

「・・うん」

(あっ、明日仕事が早かったな・・徹夜か?)

「・・大丈夫だよ、ちゃんと寝れるから。」

(なんか・・ホラーといい会話の流れも上手く進められないな・・)

「・・・・」

(ヤベっ、焦ってきたぞ!楽しんでくれてたかな?)

「女の子って、普通に喜ぶ映画って、どんな感じなの?」

「えーっ、今更それ聞いちゃうの?」

「ハハッ、」

(ドツボや!)

「恋愛物とかって堅いんじゃ無い?」

「・・・・・・・・・」

「お、俺!、◯◯と恋愛映画したい!」

彼女は、驚いて彼を見上げてる。

(バカ!何言っちゃってるよ!!)

(あーもぅ最低だ!)

「面白いね」

「ホラーなのか、コメディなのか、恋愛なのか謎な1日だよ。」

「訳わかんない事言ってるけど・・《好きなんだけど!!》・・伝わる?」

 

「・・・可愛いね!」

 

f:id:sinkensin:20190901224103j:image

如何でしょうか、今回は何となく肩の力を抜いて読んでもらえる記事にしてみたいと思って、メッセージ性を控えて恋愛の一ページ風に仕上げて見ました。ほのぼのと楽しんで頂ければ幸いです。