今日も、車の中で1人カラオケ
歌が好きなのだ。
車の中は、密室空間である。
走行中に、カーコンポから流れてくる楽曲に合わせて歌っている。
好きな音楽に合わせて歌うのは、気持ちが良い。
歌を唄ってると、案外自分は上手くなってきてると錯覚してしまう。
その頃の私は真剣に、満更でも無いはずだと自負していたのです。
まさしく、恐ろしい勘違いである。
因みに、ロックが好きで高音域を無理矢理だしていたのです。
しかも、性懲りもなくyou tubeの動画でボイストレーニングなる類のものまで、漁り始めては、声帯がどうのとか、ミックスボイスがどうのとか、ついでに輪状甲状筋とかの声帯メカニズムまで、勉強してしまった。
全て独学なので、決して完成度は低いです。
ですが、学べる事も多かったのでは無いかとも思ってます。
そうこうしているうちに、又々勘違いが進行してしまったのです。
もしかして、you tubeで見かける、
「歌ってみた」みたいな動画に、チャレンジしても、恥ずかしく無いのではと思ってしまったのだ・・やはり、自分で恐ろしい奴だと思う。
そして、何時もの様に車の中で1人カラオケが始まり、おもむろにスマホで動画を自撮り始めたのです。
動画を再生する。
「?」
えっ?これは・・
「歌ってみた」ではなく、
「歌下手選手権」の方の出場権獲得してるではないか。
勘違いとは、恐ろしい物だ。
それでも、たまたま歌った曲がマズかったのではと、一曲、又一曲と動画を撮り始めたのです。
あまりの、歌唱力不足に私は絶望してしまった。
確かに、それを知るのは私自身しか知り得ない内容ですが、それでも赤面するほどの歌声なので有る。
それでも、私はめげずに歌い続けたのです。
きっと、もしかしたら、この時点で向いてないのかもと、辞めてしまう人もいるかも知れませんね。
私は、そう言った意味ではメンタルがタフなのかもと、感じてしまうくらいです。
ただ、ビックリしたのは、その後なのです。
最初は、自分の歌が極端にキーズレしてた筈なのに、動画を撮っては、再生を繰り返しているうちに、段々とキーズレが解消し始めたのです。それとボイストレーニング動画で得た発声のコツも意識しながら、練習してます。
ここで、1つだけ伝えたい事があります。
もし、歌うのが好きだけど、地声が低いからなと、高い声は出せないと、思い込んで諦めている人がいるなら、それは、誤解なので、それが理由なら気にしない方が良いと思います。
私は、車の中で今も趣味として、1人カラオケしてます。
より良き趣味を充実させて下さい。
では、またノ。