信剣士の細やかな時間のホット一息

チャレンジャーとしての世界で生きたいと思います。会社にエネルギーを注いで来ましたが自分の存在が如何に薄いのか思い知らされ、これからは自分の希望のためにエネルギーを使って見ます。私は何処まで歩いて行けるのか知りたいです。ぶらっと、いろんなテーマに触れて行こう。

初めて2人が重なる時

2人で歩いてる道、どこか似た思い出

変わらず隣で見せる笑顔

幸せ感じる僕の気持ち、もっとと、胸を締める

もっと一緒に、

もっと一緒に、

満たせない感情を胸に抱きしめて、呼んでみる

紅く染まり始めた空が、もっとと、胸を締める

不思議だね、気持ちが前に出て存在感増し出すと言葉無くす

締まる胸元が言葉の蓋がわりとなってるようだ

幸せそうに笑う笑顔

ふと、見せる疑問符の表情

すぐ見せる涙

怒っては泣き、泣いては笑う忙しい感情

君の仕草が刹那を強くする、どうする止められない。

いつもなら別々に向かう交差点

君が手を振り始めそうな瞬間!

とうとう抑えきれずに、数本の指先を握りしめてていた。

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(ドキン、ドキン!)

君は固まっちゃったね

見つめ合う2人

家に来る、家に来て、家に行こう。

君は向かう予定の方角を変えた、2、3歩動き始めた。

少し俯向きながら、うん。

僕は知りたかった

君の想いと、今の表情

張り裂けそうな胸の鼓動!!

手を握り返してくれる

(ドキン、ドキン!)

君はとても静かな空気の様な、風が止まったように何も発信しなくなった・・

握り締められた手の暖かさだけが、君の胸の中を伝えてくれてる気がする

部屋入り2人の沈黙は続く

インスタントコーヒーを2人分入れる

少しだけ取り戻せた君の笑顔

相変わらず2人から言葉は生まれない

ベッドとテーブルに挟まれた君はちょこんと座ってる

時折、両手を使ってコーヒーを口元に運ぶ

僕は、無意味に部屋の窓際まで行き外を眺めながら、一緒に持って来たコーヒーを飲む

だいぶ暗くなり始めていた。

2人共、夕飯はまだ済ませて無い

呼んだのは僕だ

いつもなら簡単に、君の隣に近づける

僕と君の間には見えない何かが存在してるかのように君への距離が遠い

たった1メートルか2メートルくらいの距離が大河を渡らなければならないくらいの心境

君に食事の話を進めてみる

スマホからキーワード検索

勇気を振り絞って君のところまで飛び込みにいく

(ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ・・)

テーブルの上に取り出してたスマホを置く

食事と近場で検査してある

スマホを覗く2人の距離が更に詰まる

いつも経験してる2人の行動

この瞬間が、いつもと違うのは

心の距離が、縮まったからなのか

それとも僕が君を、もっと側で感じたくなったから?

 

また、手を握っていた

僕は君を引き寄せて抱きしめた

 

こんなに小さかったんだね

 

大切にしたいの一言

 

2人の唇が重なって、繋がって、満たされる刹那

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