川崎市カリタス学園事件で感じる今後私達が歩く方向性
昨日は悲しい事件が起こってしまいました。
被害者の方々には、御冥福をお祈りします。
そして遺族の方々に、お悔やみ申し上げます。
昨日、私はニュースでとても悲しい事件があった事知りました。内容は1人の男性が次から次へとナイフを、振り回し切りつけて行ったのです。被害者は19名その中には多くの児童も含まれ、死亡者まで発生してしてしまった悲しい事件です。
私はこんな事件を見るたびに、とても憤りを感じてニュースを眺めていました。加害者側から被害者側への怨恨や動機が無い暴力の暴走、そして死にまで追いやる行為、何故関係の無い人達がこんな悲しい現実に巻き込まれなければ行けないのか、どうしても感情の行き場を無くしてしまうのです。
そもそも、確かに犯罪を犯してしまう加害者が全て悪いのです。そんな加害者に、例えどんな背景があろうとも許されてはいけない事件です。其れだけは間違いの無い事実です。
私たちは被害者の気持ちに悲しみ同情し嘆き、そして加害者の罪を憎みそして、加害者には罪を背負って貰う。ここでピリオドを打ってしまって良いのでしょうか?
本当に犯罪を犯してまう加害者は特殊な人達なのでしょうか、そう言った人達はある種の病気みたいなものなのでしょうか。
この先にはそう簡単に次なる加害者と被害者が現れたりはしないのでしょううか。社会が目まぐるしく変化する時代、色んな文化や技術の発展が急速に高まっている現代、何か発展を遂げて来たぶん知らない内に、何か特別な何かを見落としてたりしてないのかと自問自答してしまいます。
身近で良く感じてしまう事柄についてですが、たくさんの人たちの生活の中にストレスを背負い嘆いてる人達の声、ブラック企業に怯えて勤めてる人。便利な世界に成長した現代社会とは裏腹に生きにくい文化に育っていった社会問題。確かに世の中には本当に大変な境遇のなかでも頑張って逞しく心身共に健康的に生きてる方々も沢山いらっしゃいます。
学歴トップクラス
高収入や、金銭的富裕層
能力主義、結果主義
そして利便性の高い経済や文化主義
これらは全てに置いて素晴らしい題材で有ります。ですが、もう少し注目して欲しいのです。
個人が1人の人間として本当の幸せとは何か、
愛情の溢れやすい、
人間関係
経済
文化
町
国
作り。
私は出来る事なら、こんな悲しい事件が生まれ難い社会とはどんな世界なのか、そんな世界観に興味があります。罪を犯したひとは、罰を受ける物です。ですが失ったものは元には戻せません。何かを無くしてそれについての対応するのでは無くて、そもそも何かを失わない手段があるはずだと、注目出来れば良いのにと願っています。
本当に御冥福をお祈りします。
男性が恋人以外に、何故!?触れたがる!!
- 信剣士です。
今日もよろしくお願いします。
女性にとってはとても理解し難い問題点について、お話していきたいと思います。今回のタイトルは男性の感性からして見ると、ごく当たり前の衝動になるのですね。凄く自然で、触ってみたいのです、例えば夜中に睡魔が来て眠くなったとします。なんの疑問も生まずに眠りに着くと思うのですが、感覚としてはそんな感じなのです。
-
女性に触れたくなるのは本能
お腹が空いて来た時、眠くなった時、女性に触れたいと願った時、これらは本能なのです。
- お腹が空いた時に何かを食べる。
- 眠くなった時に眠る。
この2点は男女問わず共有出来る感覚だと思います。ですが女性に触れたいと言った内容は男性にとっては本能なのですが、女性の視点から見ると理解するのには疑問が生じるようですね。
何故、こんな行き違いが生まれてしまうのでしょうか。ここで分かりやすい様に説明してみます。上記で軽く説明した1.2.番についてこれは
「人間としての本能」
そして、女性に触れたいは
「性別としての本能」
同じ本能として比較してしまうと、疑問が解消出来ないと思いますので、少しジャンルに違いがあると認識して頂けると嬉しいです。
- 人間の構造
医学的分野でお話する場合には専門の方にお聞きされる方がよいのですが、簡単に説明させて頂くと顔や頭があり、胴体に二本の腕と二本の足そして二足歩行ですね。これらは男女間に違いが無く共通の分野。先程述べた人間としての本能も同じです。
-
性別としての構造
さて、こちらが本題です。身体の構造について軽く触れていきます、皆さんも良くお分かりかと思いますが人間のほぼ中心に位置する部分が男性と女性を比べた時に一番違いがある部分ですね。これがそもそも男女として同類でなく別々に分けられる理由なのです。
例えば胸について触れてみましょう。男性も女性も双方に胸は存在していますが、胸と言った部位は共通していますが、男性と女性で比較した場合の胸は共通として認識するには少しばかり無理がある様に感じます。
一見はっきりと分かる違いと、その違いが明確に判断しづらい部分が存在しているのです。
理解しやすい様に身体構造で説明させて頂きましたが、注目して頂きたいのが考え方や価値基準、感性や好み刺激と言った内面的な部分でも男女間の違いが身体構造と一緒に有ると言う事なのです。(紛らわしいですよね。もっとシンプルではっきり差別化してくれれば良いにと思います。)
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男性としての本能
上記では男女間に違いが存在していて、なおかつ紛らわしい事も有ると伝えましたね。
恋愛とは、その違いが双方にとっての魅力として惹かれ合ったりケンカしたりとドラマが生まれる訳です。恋愛には、この違いがなくなってしまうとそう言った関係性が存在しなくなるのではないでしょうか。
一口に男性の本能と言っても無数に存在してるのだとおもうのです。例えば男性と女性の身体の違いは身体で述べた2種類だけでしょうか。
他にも沢山の違いが有るのは想像出来ますよね。男性はどうしても筋肉質な印象があるのに対して女性の場合はふっくらとした柔らかい肉質の印象が強いですよね、男女の違いについて取り上げていくとキリが無さそうですので、その中でもある特定の部分にだけ注目をしていきたいと思います。
- 男性の性的欲求は恋愛対象外でも成立する
- 形に囚われたく無い男性が居る
- 言葉で感情を表現するのが下手
- その他
1.〜3.番については私が伝えられそうな内容で最も代表的な事柄だと思います。4.番についてはそれ以外にも有り得そうな部分が存在しそうなので、その他として追記させてもらいました。(ですが私的にはオプション的に見ているので比率的に少数に当たる部分だと思います。)
1.番
これが最も女性にとっては厄介な内容となるのでは無いでしょうか。女性が男性に身体の侵入を許すという事は恋愛感情が成就してこその問題となりますよね。俗に言う浮気の境界線は何処からと言った話題をよく耳にしてましたが、個人的価値観でその線引きが曖昧だったりしますよね。ですが男性から身体に触れられるといった行為は多くの女性達にとって特別な意味を持っているのではないでしょうか。
ですが男性にとって恋愛感情の向こう側に、そう言った欲求も存在しますが、そうでない部分。恋愛感情の無い相手でも性的欲求が沸き起こるのです。(どうしてそうなるのかの理由に付いては、私もよく分からないのが現状です。)
ですので男性はその欲求を満たすため、女性に隙があれば触れたいと願うのです。
女性にアドバイスとして伝えたいことは、男性がこの欲求を満たすために、ありとあらゆる言葉を使ったりして挑んで来ます。そんな男性を見抜く眼力を養ってください。言葉の嘘を見抜いて下さい。
2.番
男性は時として、愛情を形あるものとして表現する事に付加価値を置いていない場合が有ります。言葉で愛情を表現するのではなく、態度や振る舞いで愛情を表現する事を望んだりもする生き物でも有ります。男性は無言の美学みたいな価値観をカッコイイと感じてる場合があり、言葉や形式で恋愛関係を形作って行くのを敬遠してる場合ですね。
言葉で「愛してる」を伝えずに、思わず抱きしめてしまう行為。男性にとっては抱きしめる行為が「愛してる」と表現してるのです。
何故かいつも側に居てくれる男性、貴女が困っている時に笑顔させてくれる、悩み事を聞いてくれて助けてくれる。そんな男性は言葉で愛の告白はしてくれてませんが、貴女に好意持っている可能性は否定出来ませんよ。
3.番
これは2.番に近いのですが、そもそも会話を苦手とする男性を指します。この手の男性は不器用で女性に向かって気軽に気持ちを表現出来ないタイプだと思って下さい。日頃からその男は
貴女に向かって胸の中では(可愛い)(綺麗)(素敵)(好きだ)と感じてる筈なのですが言葉で伝えるのがとても苦手に感じてるタイプとなります。
そして最後ですが
男性の本能は貴女に触れたいと願ってます。
男性の深層心理には色んなパターンが存在していて、貴女はその男性が胸の奥で感じてる部分を見抜く眼力が必要になって来ます。
本当に愛されているのか、性的欲求を求められているのか、頑張ってそれらを見抜き幸せな恋愛ライフを満喫して下さい。
では、またノ
新宿事件《画像拡散》と今後の影響力
こんにちは、信剣士です。
よろしくお願いします。
今回は、当月23日に起こってしまった事件とSNSの持つ特性について考えて行きたいと思います。
最近は物凄くSNS問題のニュースを見かけるようになりましたね。
代表的な炎上、動画、画像の拡散。とにかく良いも悪いも話題性のある情報が一瞬で広がる時代になってしまいましたね。
この記事を書いている数分前までは、確認する事が出来た画像で、とても凄い内容でした。
今回の事件当事者のナイフで刺された被害者男性と加害者女性の犯行直後の画像が拡散されていると情報を知りました。それを知って思わず確認してしまいましたが、それと同時に現在のSNSの持つ拡散能力の高さに少々不安を感じてしまったのです。
現在日本ではマスコミやテレビ等では、人間の死と直面する画像や動画等は一切見ることが出来無いように配慮された環境なのです。
仮に映画やドラマ等の作品はそう言ったシーンがありますよね。それは作られた作品としてであって100パーセント、ドキュメントの世界ではあり得なかったはずなのです。
最近のSNSといった文化が構築されて来ることで以前には、見る知るといった限界点が凄く崩壊してしまったと言うのが正直な意見です。
SNSの発展で良い部分は魅力として進んで行くべきだと思うのですが、今回のような画像の拡散については疑問が尽きないといった心境です。
狂気に満ちた事件とは、私たち平凡な人生を送る人間にとって必要か不必要か?
私としても、その答えは述べられるほどの信念や主張を持っているわけでは有りませんので、あくまでも疑問と言うことに留めて居たいと思います。
そして加害者女性は普段からSNSと言ったツールを使って楽しんでいたため、事件以外の動画投稿とかも拡散されている状態でした。
今迄はこう言った事件の深みある情報とかは、他者が殆ど確認出来ない状態でしたが、今後SNSの普及が進んで行くことで、事件当事者やそれらを第三者が身近に確認取れる事での影響はどうなって行くのか心配になります。
事実を折り曲げている訳では無い内容だったりするのでしょうが、暴走する拡散能力は物凄い勢いで世の中を動かして行くのでしょうか?
今回記事にさせて頂いたのは、あまりに斬新な世界であったため少しでも何か伝えられたらと、こんな案件は良い方に進んでるのでしょか、それとも悪い方に進んでるのでしょか?
ただただ私は衝撃を受けました。
では、またノ
《ブログ小説》ブラックで踊る今日とfive star story 23(暴走しかけた恋の行方と恐怖の水菜)
悠史のラインに劉基からのコメントが入って来た。
(公園、入り口、奥進む)
悠史はそれを確認する。
(了解、そっちは頼む)
そろそろか・・、と悠史は動き出した。水菜のスマホにメッセージを入れた。
水菜は、自分の近辺で騒つく気配に血の気も引いていた。自分の背中辺りに敏敏に伝わる高仲の恐怖に感じる恋心、鳥肌が立ち始めている。
(やっぱり、なんか近づいてる・・)
背後から段階と近づいて来る気配、水菜はただ真っ直ぐ前を向いて歩く。振り返る勇気も沸かない、視線は前方とスマホにしか動かせない。
(どうしよう・・)
水菜のスマホに悠史からの連絡が入る。
(・・・・・・・・)
水菜の頭の中は真っ白になって行く、ただ視線だけは正面を向き、前方のなるべく奥へと凝視する。段々と霧の様な深い闇の中へ歩いて行く。
高仲は前方を歩く水菜を見つめながら追いかけて来た。かなりの至近距離まで詰め寄る事も出来ている。最初は自分の身を隠す様に忍び寄っていたが、今では水菜の歩く歩道の脇を歩いている状態だ。
(水菜・・お前が見えてる・・)
胸が騒ぎ立てている。
ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・・・
(水菜よ、俺に気づけ!受け止めろ!)
(こんなに2人の距離が近くに感じたのは始めてかも知らない・・)
(いいんだね!・・行くよ。)
高仲の足取りが更に早くなる。
水菜は、背後から来る気配を感じていた。
(・・段々・・近づいてる・・)
(・・早くしないと・・もう・・)
(・・歩けなくなっちゃう・・・。)
どんどんと近づく気配。自分の後ろのどの辺に居るのかまで感じ取れる。
背後に近づく恐怖の気配、本当に近い
(・・もぅ、・・ダメかも・・・・・?)
(・・!?)
高仲が、踏み込もうとした瞬間!
(・・?)
水菜が駆け出した、ほんの一瞬の差だった!!
水菜の意識は背後に集中していたのだが、視線は前方から逸らすことは無かった。
水菜の駆け出した先には薄っすらと、もう1人の影が有ったのだ!水菜はただひたすらに、前方に存在する彼の影を探してたのだ。
(風が、一瞬だけ揺れた。)
思わず水菜は悠史の胸へ飛び込んでいた。
悠史は、水菜にだけ聞こえる様に囁いた。
「良く頑張った。もう大丈夫だ。」
水菜は安堵感から目元が潤んできた。
「凄く怖かったんだから・・」
「バカ、なんでこんな事させるの・・。」
「もう少し、じっとしてろ!」
悠史の視線は、水菜の走って来た先の高仲の人影を捉えていた。気配から、こちらを向いたまま立ち竦んでいる様だ。
高仲は愕然とした。
(・・・)
(・・・・・・誰だ。)
(・・恋人)
(ここで、会う約束?)
(・・俺は・・何をしてたんだ。)
(・・俺は・・何を見てたんだ。)
高仲は肩を落として振り返る。
来た道を静かに歩き出した。
(・・・・・)
彼の頭は、未だ整理が出来ないでいた。
悠史しが、ボソっと声を掛けた。
「2つのお山さん、ご馳走さん。」
(・・・?)
水菜はあまりの恐怖に、結構本気でしがみ付いていたのだ。安堵感のためか急に我に返り自分の行動に恥ずかしさが込み上げて来た。
はっとした水菜が悠史から距離を取った。
「エロジィー・・・ありがと。」
ようやく振り返る事が出来る様になった水菜が来た道を見つめて話しかけた。
「もう、大丈夫なの?」
「引き返したみたいだな。」
「どうするの?」
「仕上げは劉基に任せてある。」
「!?、劉君も居るの?」
悠史は笑顔である。少し誇らしげでもある。
「佐々木!お前の仲間は何人いる!?」
「・・・!?」
「えっ!皆んな居るの!?」
悠史は反応せずに喋り始めた。
「北川に連絡入れてやれ!」
「少し戻ると自動販売機あったよな、コーヒーでも飲むか。」
「うん!!喉カラカラだよ!」
「誰かさんのせいでね!」
ふと、悠史が思い出した様に口を開いた。
「そういえば、待ってたのにな・・」
「・・?」
悠史は少し夜空を見上げて歩いてる。
水菜は、はっとした。
「バカ!!エロジィー!!」
これが悠史が水菜へ最後に送った最後のメッセージである。
俺はお前の歩く前方で待機してる。
とりあえず、そのまま進め!
俺の影が見えたら来い。
追伸
別に俺の唇奪っても構わん!!
好きにしろ!!
《ブログ小説》ブラックで踊る今日とfive star story 22(水菜の孤独を囲む仲間と近づく不安)
(窪さん、上手くやれるよ・・ね・、ミズ頑張って大丈夫だから・・)
美咲の心境に落ち着きが無くなりはじめた頃、
一台の車が美咲の車の横隣に止まった。その車の助手席の窓が開き始めた、ほぼ同時に美咲も窓を開けた。拓也である。
「よっ、」
軽く手を上げて挨拶して来た、少し表情が明るい少し驚いた美咲ではあるが運転席側には、劉基がこちらを見ていた。そして劉基が、
「行きますか。」
「付いて来て!」
頷いて2人をみてると彼らの車の窓がしまった。劉基が誰かとスマホで連絡を取ってる様だった。右手のスマホは耳元に当てられたまま劉基達の車が下がり始めた。向きを変え始めた車に続いて美咲もまた、車を動かした。
「・・・・・」
(ミズ・・ )
劉基の話相手は悠史だった。
「美咲を、拾ったっすよ。今からそっちに向かいます。」
「了解、そっちは順調か?」
「予定通りっすね!上手くいくといいっすね。」
「動いてみんことには、まだわからないな。」
「まっ、どちらにせよ水菜に泳がせてみる。」
早速、悠史はスマホを切って水菜にコールする。水菜はさすがに緊張もピークに達している、心臓が暴れてる。悠史のコール音に一瞬ビクッとなったが深呼吸してスマホを取った。
「はい。」
「佐々木か!窪塚だ準備は整った。車から出られるか?」
水菜はこの場で引き返せ無いと思っている。悠史を信用するしかない。どちらにせよ今の段階では危険を回避した事にはならない。水菜は頑張るしか無いのだと自分に言い聞かせた。
「うん、頑張る」
「・・すまないなもう少し頑張ってくれ俺はお前の側に居るから・・安心しろ!」
「うん」
「いいか、この通話を切ったらラインを開いて俺のチャットモードを出しとけ、そしてスマホを胸元付近で確認できる様にしてくれ、連絡を入れていく、外に出たらそれを連絡手段にする。まずは車を降りたら俺のいる公衆トイレの脇の道を奥に進んでくれ、・・佐々木もう少しの辛抱だ頑張ってくれ、頼むぞ!」
「うん」
水菜はスマホを切って悠史の言った指示通り設定して、再び深呼吸した。
そして、勇気を出して車から降りた。
恐ろしい程に心臓が叫んでる。
(・・・・・・)
ゆっくり歩き出して胸元のスマホをにらめっこする。手元がとても明るく照らされている。
高仲は水菜が動き出した事に気持ちが動転している。
(何が起こる?)
(・・・?)
高仲はとりあえず、静かに車を降りた。
足音で悟られ無い様に少し小走りながらもそーっと歩き始めるのだが、物陰に隠れる様に水菜との距離を保つ。それらも悠史にはバッチリと確認出来ている。そして悠史は水菜の位置を確認しながらチャットを始めた。
(順調、そのままのペースで進め)
水菜も返信を返す
(大丈夫?)
(心配無い)
(俺も、お前に付いて動く)
水菜は確認しながら少しまた少しと歩いて行く。
(なんか気配するよ)
さすがに夜の静まり返った公園だ、いくら忍び足とは言え敏感になっている水菜には気配を感じてしまうのは仕方がない。
(大丈夫だ、俺だ!)
水菜は不安と安心の両側に行ったり来たりしている。悠史は高仲の存在も確認しつつ水菜との距離を意識しながら奥へと進む。
街灯と街灯の間の距離が若干開いているのか、所々に明かりの届きにくい場所が存在している。悠史はそれが丁度良いと思った。
高仲もまた少し興奮気味になっている、夜の暗がりと水菜の存在。彼は今、2人きりだと勘違いしている。心臓が高鳴っている。
(もしかして・・オレ達はクライマックスを迎えるのか?)
(水菜は俺に何を期待している?)
高仲は夕方の水菜よりも、もっと大胆に水菜を噛み締めることが出来そうだと感じていた。
そして、どんどんと水菜との距離が詰まる。
その頃、劉基達が第1駐車場に到着していた。
美咲の車と劉基の車もまた、広い駐車場の隅に二台とも止めた。美咲は劉基と拓也の車に視線を向けると、ちょっとした衝撃を受けた。
「?」
「・・・・・」
その車から降りて来たのは2人だけでは無かったのだ。劉基、拓也そして女の子2人も降りて来た。女の子達は若干派手な身なりをしている。そして美咲と水菜も魅力ある2人だが、その2人も負けじと劣らない魅力を放っている。
美咲が、呆気に取られている間に拓也が美咲の車の助手席側の窓をコンコンと叩いてきた、慌ててドアロックを解除した。すると拓也が助手席のドアを開けた。
「乗っていいか?」
美咲はどうなってるのか、まだ良く分かっていない様だが、とりあえず頷いた。
「お邪魔するよ。」
「・・どうなってるの?」
拓也は公園の奥に視線を向けながら説明し始めた。
「とりあえず、俺は美咲の護衛だって。」
「はっ?」
「あ、ありがとう。」
「それで?」
「劉基達は最後のシメ役だって!」
そうこう説明し始めている内に劉基達3人は、公園の奥の方に向かっていた。
《ブログ小説》ブラックで踊る今日とfive star story 21(水菜と公園と一つの影)
5人は、会社に戻って来た。
当然だが、もう一台の車も5人からは見えない位置に潜んでいる。5人は一旦皆んなが車から降りて来て駐車場で軽くお開きの挨拶をしている様だ。そして一番最初に劉基が自分の車に乗り込み駐車場を出て行った、それに続くように拓也もまた駐車場を後にした。
悠史は控えめな声のトーンで水菜に向かって話しかけた。
「佐々木は自分の車に乗ってロックを掛けて俺が合図する迄、少しだけ待っていろ」
水菜は悠史の顔を見て軽く頷いた。そして車に乗り込む。悠史と美咲が2人で車に乗り込み駐車場を出て行く。ハンドルを握る美咲に悠史が話し出す。
「予定通りに、向かって第2駐車場の方に車を回して欲しい。」
少し緊張を見せる美咲が声に出す。
「なんかドキドキするね。ミズ大丈夫かな」
悠史がスマホを取り出して水菜にコールする。
「・・もしもし」
「いいぞ、向かってくれ」
スマホを切って懐にしまい込む。悠史と美咲は無言のまま目的地まで車を向かわせた。
水菜は悠史の指示通り車を走らせた。喉が乾く暫く孤独と不安の戦いだ。怖くないと言ったら嘘になる。
高仲は1人で残された水菜に気持ちが騒いでいた。次々と去って行くメンバーを陰から見つめながらチャンスの気配を感じていた。そして今、水菜の1人で乗る車が動き出した。すかさず高仲は車のエンジンをかけて後を追う。
(水菜・・帰るのか?)
高仲は水菜の自宅が分かりそうな状況に期待する胸を抑えて、前方を走る車を見失わない様に注意を払う。高まる心臓の鼓動がうるさい。
目的地に一足先に着いた悠史と美咲、例の第2駐車場の隅へ静かに止めて、ヘッドライトを消す。美咲は大きく深呼吸して悠史を見た。
「時期に劉基が来る、それまで俺が出て行った後はドアロックして、あいつを待て」
美咲は無言で頷く。
悠史は車を降りて公園の中に入っていった。
悠史の向かうべき場所は第1駐車場である。
そこへは水菜が来る予定となっている。第1駐車場の近くには公衆トイレの建物が有りとりあえず、その辺に忍び込んだ。
暫くすると一台の車が第1駐車場へと入って来た。その車は公園に入る一番近くの駐車スペースに止まって、ヘッドライトが消えた。
悠史の予想通りもう一台の車が居たのだが、その第1駐車場へは入らずに不自然な場所へ車を止めてヘッドライトも消えた。
その車は悠史の場所からは確認が取れるのだが、水菜の止めた場所からは確認しずらい場所に見える。早速悠史は懐のスマホを取り出して水菜に2度目のコールをした。
高仲は止めた車の中で水菜の様子を伺っていた。チャンスを感じていた自分の直感に少し戸惑っている。ここは比較的広めの公園ではあるが街頭が少な目で今みたいな夜では女性の1人歩きは不自然な位である。
(水菜・・どうした?)
(こんな人気の少ない場所で・・)
(運命は俺にチャンスをくれたのか?)
(それとも夕方の俺との出来事に俺を受け入れたいと・・俺の存在をようやく気づき出したのか。)
水菜が悠史からのコールに反応した。
「もしもし。」
やはり不安に満ちている様だ、悠史が声を掛ける。
「佐々木、今はお前の見える場所にいる。」
「そこから公衆トイレが見えるか?」
水菜は辺りを見回して、悠史の言う公衆トイレを探す意外と直ぐに見つける事が出来た。
「うん、見えるよ」
「その建物の陰にいる。安心しろ!」
ようやく水菜は悠史が自分の近くに居てくれてると感じ少しだけ不安を解消出来た。
「そこで、もう少し待ってくれ。劉基の準備が出来たらまた連絡する。」
恋愛で勘違い男性を作らない方法②
恋愛においての勘違い、男性ってどうして勘違いをしてしまう傾向にあるのでしょう。男性に好意を紳士的に寄せて貰えるのは嬉しいですよね。ですが自分側に好意が有るだろうって誤解を受けてる状況では、残念な心境になってしまいますよね。
今回は、前回の記事で伝え切れないボリュームになってしまい、続編として書いていきたいと思います。
一応ですが、前回記事のリンクも貼り付けておきます。最初から読んでみたい方は、下記から覗きに行ってやって下さい。
前回は根本的に男性と女性は、全く違う生き物として捉えて欲しいと伝えましたね。
そして今回はもう少し具体的に誤解を作らないために男性といった生き物を知って頂きたく思います。
勘違い男子
予備軍を見極めろ!!
前回でも説明しましたが勘違いが起こる原因の根本は性別による価値基準が、双方にズレが生じるために起こるのだと伝えましたね。
では、全ての男性がその予備軍として存在するのでしょうか?答えは違います。
皆さんは、こんな経験されたことがあるでしょうか、お気に入りの男性を自分の好意に気が付いて欲しくて一生懸命アピールしています。ですが全く自分の思いに気が付いてくれ無い、まさに恐ろしく鈍感な彼。思わず(最低)とか(バカ)とか心の中で呟いてたりしませんか。
そうなんです。同じ男性でも直ぐに誤解してしまう相手と、全く気が付く気配すら感じられない男性がいます。そして皆さんには相手の男性に誤解される煩わしさを回避して貰うには、前者のタイプに対して注意を払って貰えば良い訳です。
勘違い君予備軍
女性との交流が薄い
一口に男性と言っても沢山の男性がいて、色んなタイプの人種がいます。そんな中で、ありがちなタイプとして女性のとの交流が薄い人を始めに説明します。
このタイプの男性は、今までに女性の友達や恋愛経験の少ない人のことを言います。
結論から言うと女性の友達や恋人とかの、接点が少ないのです。ですので前回の記事で述べた男女の違いに気が付けて無い事が多いのです。そうすると、当たり前の女性が振る舞うリアクションに小まめに意識して受け止めてしまう傾向が強く働きやすいタイプとして注意しましょう。
男性は会話によるコミニュケーションに対して、
付加価値を女性より低く見ている傾向がある。
男性の会話の質や好みについて、説明して行きます。基本的に論理的会話を得意とする男性が多いのでは無いでしょうか、例えば電化製品の機能説明や自動車のメカニズムの話し、機械の構造説明のような項目です。
よく言われる理屈っぽいと言われるアレですね。逆に感情を言葉で説明したりする事を不得意とする男性も多いはずです。
例えばですが
- 「お腹空いた」
こんなシンプルな感情を言葉にする事を躊躇する男性は居ないと思いますが。
- 「昼に食事を食べそびれてしまったから、まだ5時なのに空腹感が全開でさぁ、カレーライスが凄く食べたい気分なんだよ、いやまてよ、やっぱり肉がいいな焼肉を食べに行こうぜ!あっ、2人だとなんか寂しいから、女の子呼んでパーツと楽しむなんて、どうよ!どうせなら、あの子を呼ぼうぜ!その方が断然盛り上がるし」
・・・見たいな感じで感情を喋り倒すタイプの男性は少ないような気がします。皆無だとは言いませんが希少価値高い方だと思います。
もっと感情が複雑に入り混じってそれを言葉で表現しようとする好意は苦手に感じ黙り込んでしまう男性は多いい様に思います。心の感情って表現するのが難しいのです。自分の胸の中から沸き起こる感情、特に恋愛感情のような曖昧で繊細だったり、痛いのか悲しいのか苦しいのか、時にはドキドキしてたり、胸の締まるような感覚だったりとかが、絶妙な具合で絡み合いっていたりしてしまうと結果として口を閉じてしまうのです。
もう少し検証してみましょう。
A君とB君のサッカーの試合での1日
「あれ、お前シューズ変えたの?」
「うん、昨日買ってきた。」
「へー、スゲーじゃん」
「やっと変えたよ」
「・・・・」
「・・・・」
試合が始まって、終わるまで1時間
「楽しかったな、じゃあな!」
「負けても楽しいのかよ!バカだなお前、じゃあな!」
AさんとBさんのバレーの試合での1日
「あれ、?◯◯ちゃんシューズかえたの?可愛い、私もなんか欲しくなっちゃった。それ、何処でかったの?まだうってるかな?でもTシャツも実は欲しかったりしてて、どうしようか迷ってるんだけど◯◯ちゃんは、どう思う?そう言えばさ担任の◯◯さん、チョーカッコいいよね!なんかさー喋ってたら試合の事、どーでも良くなって来たよ。そうそう今日の昼にね、何処何処のパスタ屋さんに行ってきたんだけど、凄く美味しくてボリュームもそこそこで、だけど、結局残しちゃったんだけど、こんど◯◯ちゃんも行って来なよ。」
「そうなんだ、私も行きたくなっちゃった。Tシャツね!私なら両方おねだりしちゃうかな?
そう言えば、シューズがね色違いで可愛いのあったよ2人で揃えてみる?私ねサポーターが欲しいんだけど、あっ担任の◯◯さんだね!私もカッコイイって思ってたんだ!スタイルだって良いし爽やかだよね。彼女いたりするのかな。
でも私は美術顧問の◯◯先生が好きだな、渋いしスラツとした感じがたまらないよ。なんかさーパスタのこと考えたらお腹すいてきちゃったどうしよう。試合の事ドロンして喫茶店に行かない?喋ってたら喉乾いちゃったコーヒー飲みに行っちゃおうよ」
(A君とB君)と(AさんとBさん)の会話を比較して貰いやすいような例を用意してみましたが如何でしょうか、検証と言っても単純に会話の男性と女性の会話の長さに注目して頂くだけでよいのですが、
(女性の会話はより長くなっている傾向があると認識して貰えると助かります。)
これが男性同士の会話と女性同士の会話になります。明らかに言葉数に違いがありますよね。
これは男性が、会話に対しての付加価値の低さを証明する根拠だと思って欲しいです。
女性は会話をするだけで楽しい気分になったりストレス発散したり自分の心境を聞いて貰うだけでも良かったりと、会話におけるコミニュケーションを重点的に捉えているのに対して、
男性は、会話をする楽しみよりサッカーを通して趣味を共有するする事で友情を確かめ合ってたり楽しんだりするのです。男性は空間の共有で心を満たして居るのかも知れません。
-
男性が女性に対して近づく理由
例えば、男性が女性の側に行って会話を話しかけて来てる場合はどんな風に想像しますか、喋ることに充実感や楽しみを抱き難いタイプの男性です。
大抵の場合には、会話する事に興味を示してるとは考え難いですよね。別に目的が存在してると思って良いと思います。その殆どの場合に女性自身に関心を持っているはずです。
(女性の好む話題と言うのは、以外と男性に取ってそんなに関心を持ってたり興味を示して聞いている場合の割合って少ないはずです。そして男性は一生懸命喋る女性を見ながら、可愛いな、とか素敵だとか話題の内容よりも彼女その物を見て聞いて満たされてる場合が多いはずです。)
ですので、男性の場合の声掛けは意識してる女性へのアプローチとして行動を起こしている可能性大です。
そんな事から、女性から話しを掛けられた。と言った内容になっていたりとした場合に勘違いしてしまいやすい状況と言うことになります。
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女性との接点が豊富な男性ほど誤解する頻度が少ない!?
例えば単純に会話の好きな女性って当たり前にたくさん居るという事を知ってる男性は多そうですよね。それでも女性との接点が薄い男性は実体験も薄くなっていたりするのです。
「お前って、よく喋るよな。」とか「昨日さ、彼女の電話に1時も付き合わされたよ」とか「本当に女って、なんであんなに喋るんだろう」
とかの実体験が無いと、女性に対しての理解度が低い状態になってしまうのです。この女性の理解度の少なさが誤解や勘違いを生む最大の理由なのでは無いでしょうか。男性にとっては女性との交流、恋人でも女友達でも良いのですが異性との交流が豊富な男性は無意識のうちに女性の持つ感性や性質を理解してたりするのでしょうね。経験によっても、多くを学んでたりするものなのでしょう。学問と違い具体的な評価ってされ難い分野だと思いますが、確実に交流を深めて行こうとした場合に、直ぐ勘違いしてしまう男性がいたり逆に鈍感だったり、心地良い距離感を守ってくれる人が居たりするのは、こう言った理由があるからこそに感じてしまいます。
大変長くなりましたが、今回はこの辺で終了とさせていただきます。最後まで読んで頂きありがとうございます。
では、またノ。