《ブログ小説》愛と絆のfive star story 36(蘇る美咲の苦い思い出)
「重てーんだよ!もう、ウゼーから消えろよ!!」
はっ!として、我に帰った美咲が居た。美咲は拓也の運転する様子を眺めていたら苦い過去に呼び戻されていた様だ。胸が締め付けられる。耳鳴りの様にこのフレーズがフィードバックする。刃物が胸を串刺してるようだ。脈拍が上がる喉が渇く、美咲が拓也に視線を向けたまま硬直してしまった為、拓也も気が付いてしまった。
「・・どした?」
「えっ?あっ、いや何でもない。」
(よりによって、このタイミングで思い出すなんて・・)
(・・?、どうしたんだ?)
(確かに、美咲の空気が曇ってる・・)
拓也は美咲の異変にアンテナが立ってしまった。あまり見せることのない空気感に少し気掛かりな心境になる。拓也にとってはまだ、マドンナ達に煽られてる方がよっぽど心地良いと思うのだ。
「美咲、お前は何食べるか決めたの?」
チラッと、美咲の顔を見た。柔らかな何時もの表情である。そして嬉しそうに喋り出した。
「えっと、どうしようかなってお悩み中でーす。」
「やっぱりトマトベースが理想だよね?」
「俺に聞くなよ、第一俺がお前の何食べたい心境なのか分かんねーし。」
「ハハハッ、そうだよね。じゃあオイル系はどう?」
「あのね・・」
「咲ちゃん、私トマトベースでナス食べたいなー」
「あっ、それも美味しそうだね!どうしようかな」
拓也達を乗せた車が目的地のイタメシ屋にたどり着き拓也は車を駐車スペースへ車を止めた。3人はそれぞれ各々車を降り店の入り口に歩き始める。入り口に入って来た拓也達に見せの店員が笑顔で振舞ってきた。
「いらっいませ。お客様何名でしょうか?」
「3人です。」
「5分〜10分程度お待ち頂く事になりそうですが宜しいでしょうか?」
3人はお互いに顔を見合わせて無言では有ったのですが、「待とう」と言う結論でお互い納得している様であった。拓也は回答を待つ店員さんに応えた。
「お願いします。」
マドンナ達は2人は、よくお店の入り口に設置してある待合椅子の上に腰を下ろしていた。拓也も2人の座る場所に近付き、店員さんに案内されるまで待つ事にする。マドンナ達2人は一つのメニューをシェアするかの様に眺めながら何を食べようかと選んでる様子である。そんな時、入り口からカップルらしき2人が入店してきたのである。その気配に一番先に拓也が気が付いた、2人共お洒落に身を包んだ出で立ちで店員に話しかけられている。
「マジかよ!こっちは、この程度の店なら簡単に昼を済ませられると思ってたのに・・どうする?」
高身長の男性は待ち時間を言われた事に少しイラついてるのか少し機嫌が悪いようだ。相方に確認している様であるが、女性側に宥められている。
「仕方ないじゃん。待とうよ。」
渋々その男性は店員に向かって順番待ちを認める胸を伝えて、辺りを見回した。丁度マドンナ達の座る対面に位置する椅子に腰を下ろした。マドンナ達は後から入店して来たカップルには殆ど認識して無い状態だった。彼女達はこれから食べよとするパスタの話題で盛り上がってるのだ。女性陣のこう言ったトークって永遠に続くのでは無いかと拓也は感じてる。
例のカップルらしき男性は不満が晴れないのか不穏な空気を未だに撒き散らしている。女性側の方が彼の不満を一生懸命に受け流している。拓也の視線はそちらに向ける事は無かったのですが、あまりに彼の横暴さに関心を避ける事は出来ずに意識だけは彼の方へ集中している状況であった。そんな時その彼がマドンナ達に視線が向けられて、1人の存在に気が付いた様である。彼はその子を再確認する様に視線を凝らして見つめている。
それに気が付いた彼女らしき女性が彼に疑問を投げつけた。彼女にとっては彼の意識がお店の不満から別の所に意識が向かった事に注意が働いたのだろう。
「どぅしたの?」
「いや、ちょっと・・もしかして懐かしい相手かも・・。」
「ふーん。」
その彼女らしき女性もその男の視線の先に視線を向けた。その視線の重なった場所には美咲が座っていて楽しそうに水菜と会話に夢中である。その男は美咲のことを懐かしい相手と確証が持てたのか、一瞬顔つきを曇らせたのだが薄っすらと嫌な笑みを浮かべてる。
彼は両腕を組み足元を大胆に開いた感じで、美咲に声を掛けて来た。
「よう!美咲じゃねーか、元気してるよーだな?」
思わず自分の名前を呼ばれた事にビックリしてしまった美咲が、声の主の正体に気が付き、さらに硬直してしまった。そしてその男の美咲とよ 呼んだ名前に、拓也と水菜も気が付かずには居られない程であった。2人の間には不思議な空気が流れている。部外者3人は2人のやり取りにどんな展開が生じるのか、注目が2人に集中している状態である。
(えっ!?何で・・?、あの人がここに居るの!?)
「なんだよ、お前って相変わらず辛気くせーな。」
「・・・・」
「・・こんにちは・・。」
(車の中で、思わず呼び戻された記憶・・この展開を予感してたのかな・・)
美咲は、その男に軽く言葉を返して視線をそらした。拓也と水菜は彼女の微妙な空気感を感じ取っては居るのだが、今の段階では反応に躊躇するだけだった。
そこへ店員さんが、拓也達を呼びに来た。
「お待ちのお客様、準備が出来ましたのでご案内させて頂きます。」
その場を1秒でも早く離れたい美咲が、すぐさま立ち上がり店員の方へ歩み寄る。水菜が心配そうに追いかけて行った。拓也はこの感じの悪い男性は美咲にとっての何なのだろうかと、気になっていたのだが、店員に案内されてる2人の方へ向かい始めた。
(この物語がより読み進め易い様にカテゴリ別に分けさせて貰いました。お好きな場所からお読みいただければ嬉しく思います。)
《ブログ小説》愛と絆のfive star story 35(3人のドライブ)
拓也はちらっと時計目を向けた、丁度昼時に差し掛かろうとしていた。タイミングが良いのか悪いのかよく分からないと感じながら悠史に目を向け声をかけた。
「窪さん、ひょんな事からこの子達とお昼する事になっちゃって事務所開けますが、いいです?」
拓也は苦笑いを浮かべてる。悠史は拓也の表情から何となく流れを悟った様である。彼は拓也に若干の同情はしたのだがメンバー同士の交流が深まる事には賛成である。
「おう、いてら。」
悠史は、マドンナ2人に視線を向けて話し出した。
「おい、軽めにしとけよ。あんまりたからんようにな。」
「大丈夫よ。」
「私が本気でたかる相手はもう、決めてあります。ねェ!、く・ぼ・ず・か・さん、宜しくです。」
「なんだよ、ボスもターゲッティングされてるのかよ。」
「うちの女性陣は怖いわ。」
最初に事務所をスタスタと出て行ったのは拓也である。水菜の視線は悠史に向かっていたのだが拓也の行動につられるように視線が拓也と悠史の間を2、3往復した後、何と無く名残惜しそうに水菜も拓也を追いかけた。そして美咲が悠史に近寄り声を掛けてきた。
「・・何か、お土産用意してこようか?1人で寂しくない?」
「バカ、小学生じゃないんだから気にするな!」
「ふーん、折角さ優しいお母さんが気を回したのに・・大丈夫なんですか。」
「だから・・何か欲しければ、普通に頼むわ!」
悠史の反応は、美咲にとって想定内であったのだが、彼女にはこの一言二言を悠史に伝えたかったのだ。彼女にとっての気配りなのだろう。美咲は悠史に向かって手の平を悠史に向けて指だけを2度3度折り曲げて悠史に、行ってくるの合図をしてその場を離れた。
悠史は机の隅に置いてあるスマホを手に取りアプリを開いた。少し操作をして確認出来ると元の位置にスマホを戻す。
既に拓也は社用車のエンジンを掛けていた。少し間を置いて水菜が、その社用車の後部座席へ乗り込む。
「ねェ、拓君。拓君って食べ物に嫌いとか苦手って、有ったりするの?」
「おう、佐々木か・・特別好き嫌いなんて物は無いけどな。車内は暑いだろ、エアコンが効き始めるまで少し我慢しろよ」
小走りで遅れて来た美咲が、拓也の乗る車の助手席側のドアを開けて車内を見回し、後部座席に座る水菜を確認して声を掛けた。
「アレ、ミズ?私こっち座っていいの?」
「どうぞどうぞ!」
美咲はそのまま拓也の隣に座った。拓也は乗り込んで来た2人を確認して話しかけてきた。
「で、何食べたい?」
「パスタ!!」
「はやっ!美咲は大丈夫か?」
「宜しくお願いします!」
「それじゃあ、決まりだな。此処から近い場所で問題無いよな。」
「やったー!」
拓也は美咲に視線を向けた。美咲は微笑みながら相づちをうった。それを確認して車を進めた。
「拓ってさぁ、女の子に優しいよね。結構プライベートでは人気ものだったりするんじゃないの?」
「そうだよね!、拓君ってそんな感じ凄いするよね。」
「・・・」
(あのなーこんなにズケズケ来るのは君等ぐらいなもんだよ!俺がどれだけ君等に振り回されてると思ってるよ!!)
「んな訳無いよ。多分俺を優しいと感じるのは、此処だけのはずだし。」
「えーっ!そんな事無いよ絶対拓君は優しいんだよ。きっと、拓君ファン沢山居るよ!」
「ミズ、そうだよね!優しさ滲み出てるんだから。」
拓也は言葉を無くした。彼女達は天然なのか、鈍感なのか疑問すら感じる。チラッとルームミラー越しに水菜が映り込む、飼い主に遊びをせがむワンちゃんのの様に目玉をまん丸にしてキラつかせているし。ミズ隣に座る美咲に目を向けると自分のスマホでパスタ屋のメニューをチェックしている。きっと「近くのパスタ屋」で粗方検討がついたのだろう。
「君達は俺の振る舞いより自分達の振る舞いに注目した方が、俺は比較的平凡だった事が理解出来るはずだよ。」
「えっ!?ウチらは関係無いじゃん。仮にも私達が魅力女子だったとしても、拓君は拓君じゃん!!」
(・・・ダメだ、完璧にズレてる・・水菜はツッこんで欲しいのか?それとも、相当な天ちゃんなのか?・・このズレ感が、恐ろしい程に怖い。)
「あのなー、漫才したい訳では無いんだからな!」
「ねェ拓君、もうお腹すいたよ。もうそろそろ着く?」
(・・・とうとう会話すら繋がらなくなってしまった。)
一度彼女の脳みその回路を覗いて見たいと感じる。拓也は掴めない彼女に溜め息をこぼした。
「ミズ、これ見て。」
美咲が後部座席側に振り返って先程まで睨めっこしていたスマホを水菜にかざして手渡した。
「さすが、咲ちゃん準備万端だね!」
「凄ーい、メッチャ美味しそうなんですけどー、どーしよう迷っちゃう・・拓君も見る?」
「・・運転中なんですけど・・」
「ミズそうだよね、私もヤバッてなりながらチェックしてたもん。」
美咲は隣で運転する拓也を見てみる。案外無表情で前方に視線を向けて時折ハンドルを適度に回したりしてる。美咲は自分の隣で運転する男性を眺めるのを懐かしいなと感じていた。
(この小説を読み易いように作品のお好きな場所から読み進めて頂けるようなマップ記事を用意させて頂きました。此方のリンクから御愛読願います。)
《ブログ小説》愛と絆のfive star story 34(マドンナのビジュアルと拓也の願い)
拓也は気を取直して、この先の可能性をイメージしてみた。やっぱり個人の魅力を活かせるジャンルが取っ掛かりとしては最適だろうと感じた。一つ言える事は現状に対して一歩進ませたいと願うのも事実だ。拓也は2人に自分のイメージを伝える事にした。
「俺が思うに、現状とは違う交流が必要になるだろうし、協力者が欲しくなりそうじゃない?だから自分達は何をやりたいか、どんな人達と交流して行きたいかイメージするのも良いかもね。」
「ただ、現段階ではそれを発信するのではなく基本は人脈を広げるがテーマで興味がある相手が居たら積極的に絡んでみたりとか」
「だから、自分は何者であるかを相手が理解しやすいようなプロフの作り込みだったり、発信だったりをして、自己ピーアールに努めて見たりとか」
「後は折角、窪さんがテーマをフリーにしてくれてるのだから、趣味や興味のある題材も絡めても良いんじゃない?」
美咲と水菜は拓也の言葉を黙って聞いていた。少しでも何か歩き出す題材が欲しいと願っていたのか拓也の見立てがどんな物なのか興味が有ったのかは定かではない。そんな中、水菜が話し始めて来た。
「結局の所、自分の感覚でSNSを展開して見よう。フォロワー獲得と得意な何かや関心の高い題材、そして新ビジネスの関連にアンテナ立てましょう、ってことだね。」
「そう見たいね!」
水菜の解釈に美咲が同調するような形で答えた。さっそく美咲が一つ目のアカウントで自己プロフの設定を試みてみる。拓也と水菜は美咲の動かしているパソコンのディスプレイに注目する。
「拓、プロフアイコンってどうする?」
(あっ、そうだ!うちの女性陣のビジュアルを折角なので使わせて貰おう。本人特定がしづらい部分を残した自撮りアイコンって面白いかも。)
「ちょっと、いやらしい話なんだけど君等って中々イカした風貌を持ってると思うんだけど、自撮り画像なんかどう?」
「エーッ!自分の顔載せるの!?ちょっと待って!!」
「それって、めっちゃ恥ずかしいじゃん!!」
「確かに、それは困る。やっぱり勇気の要ることじゃんね!」
「まぁまぁ、雰囲気だけで良いんだよ。あれっこの子可愛いじゃん!!見たいにイメージ出来る程度で充分なんだよ。」
「人物として特定出来るどこまで露出する必要は無くて、目元にフェイク入れて見たり角度とか光源を上手く利用して見たりとかさ」
「そんなに、うち等を晒したいんですか?恥ずかしいし、アイドルや女優さんじゃないんだから引かれるのがおちだよ。」
「ミズよく言った!そうだそうだ、うち等は晒し者でないんだぞー。」
「君達は分かって無いのね!?自分達の魅力に、そこ等の芸能人より可愛い事に気がついて無いの?もしかして!?」
「えっ!?」
水菜は拓也の言葉に一瞬たじろいだ。拓也が水菜の顔をまじまじと見つめる。見る見る水菜の顔が赤味を帯びて来る。そんな状況を見た美咲が可愛いいと感じてしまい思わずニヤついてしまった。
「ミズ!茹でダコ状態だよ、」
またまた美咲は、水菜の太もも付近をツンツンしてしまった。ニタニタが止まらない。これは、美咲にとってツボである。水菜は、とうとうその場でジタンダ踏み始めて両手がパタパタと忙しなく動き始めた。
「ちょっと、拓くんもサキちゃんも勘弁して下さい。もう!」
水菜の動揺に思わず微笑んでいた拓也が、彼女に話を振った。
「お前って案外ピュアなのね!でも大丈夫だよ。本人を特定出来ないように作り込むから、心配しなくていいよ。」
「悲しい男性の性で美女や可愛い子って、どうしても注目しちゃう物なんだよ!SNSで、君等を見た時に、結構いい感じだよねってビジュアルから好奇心を刺激させるのも得策だと思うんだよね。」
「だからさー折角の特典を使わないなんて勿体無いと思わない?絶対に熱狂的なファンとかだってつくはずだよ。」
「イヤイヤ、熱狂的なファンって望んでないから!私は、この5人と楽しくやりたいの!!」
「まぁまぁ、気持ちは分かるよ。でもさ人脈ってバカに出来ないと思う訳で、可能性の面白さも興味示せるっていいと思わない。」
「私は、ミズに成り行きを任せるわ」
美咲は水菜に合わせようと思った見たいである。最終的に彼女にとっては個人が特定されなければ、問題無いと感じてる様である。
「えっ、サキちゃんって私の成り行きに預けるって事?」
「えーーっ、なんで?サキちゃん平気なの!?」
美咲は水菜の視線に笑顔でいる。彼女にとって、自撮り画像の晒しより水菜のジタバタの行方の方に関心がある様である。
「どうせ、分からない様に画像を載せるみたいだし、ミズごめんね私は自分を特定されなければ平気かな、ぶっちゃけ私達も可愛いとか言って貰えた方がモチベーションを上げやすいんじゃない。」
「ミズは可愛いよ。私はミズの事を可愛いと言って、ファンが増える事には賛成なんだよね。」
「えっ?サキちゃんは、そんな感じなの?」
「まっ、大丈夫なんじゃないかな。」
「・・・サキちゃんが平気だっていうなら・・」
「覚悟を決めてくれた見たいなのかな、絶対にウケるはずだよ!・・・よかったよかった」
「拓、ランチって今日はどうするの?ミズを納得に導いた恩恵はそれでいいよ!」
「あっ、そうだ昨日私とも約束したよね!!タ・ク・ヤ・さんご馳走のチャンスじゃん!」
「私達って美女で可愛いんだよね、しかも2人同時にご一緒出来るって光栄なんじゃない。」
「・・約束は約束か、昨日の今日って早速感、満載だけど仕方ないか・・分かったよ」
拓也はこの2人のビジュアルを取り込めた事の方に、達成感も感じているのも事実である。そして新たなリアクションに進んで行けてる状況が、充実感を満たす部分を助けてるのも大きな理由である。
(愛と絆のfive star story のマップサイトとしてランク貼らして頂きました。より良く読みやすい形として用意させてもらっているので、是非チェックしてみて下さい。)
《ブログ小説》愛と絆のfive star story 33(拓也とマドンナと和み)
拓也は、美咲の席の側まで歩み寄り先程出力されたコピー用紙を美咲の机の上へそっと置いた。そして美咲はそのコピー用紙に目を向け内容を確認し始めた、拓也は水菜に視線を向けて彼女にも此方へ来いと言わんばかりに手招きした。水菜が席を立ち此方に向かって来ながら美咲に声を掛けて来た。
「サキちゃん、どんな具合?」
「うーん、なんかSNSを一人一人登録して、そこでネットワークを広げとけって事みたいだね。」
「フーン・・仕事でSNSって事?」
美咲の隣に水菜が立っている。美咲を挟んで両脇に、それぞれ拓也と水菜が美咲の机の上のコピー用紙を見つめる。そのコピー用紙にはアカウントとアドレス、そしてパスワードが3つ用紙されている。拓也は早速ツィッターアカウントを登録し準備までは済ませている様だ。
「とりあえず、ツィッターアカウントを登録済ませてあるんだけど、これから先は自分達で設定しといて。」
「私達もこれで何かするのね!フーン。」
「で、どうしたらいいの!?」
「そこなんだけど、ボスは特別この先については具体的には何も指示が無いんだよ。」
「しいて言うならフォロワー数を上げとけぐらいかな。」
美咲は悠史に視線を向けて見た。悠史は自分の机の上のディスプレイに、睨めっこしてる。既に悠史の頭の中は違う所に行ってるようだ。美咲は諦めて意識を自分の手元に戻した。
「じゃあ、好きにSNSをやろうって事?」
「別に始めるのは構わないけど、さすがにプライベートのアカウントでは無いよね、仕事を意識した上での作業になるんだよね?」
「まっ、そう言う事になるね!、じゃあ少しずつ案件を絞り出して見るか。」
「確かにそうだよね、やっぱ少しずつでも具体感が欲しいかな・・」
3人は少しの間言葉を止めた。各々の頭の中で何かを探り始めていてる。拓也が2人に視線を向けながら少し考えを巡らせていた。
(この2人のビジュアルは生かした方がメリット高いよな、あとは新事業が絡んでた方が良いだろうし・・)
「俺が思うんだけどfive starの社名意識してビジネスメンバーとして展開させて行ったらどう?」
「そうかもね、じゃあfive starってどんな業種としてやって行くの?」
「そうだよね、私達って具体的に何も知らないよねー。」
拓也は微妙な苦笑いをした。悠史の描いてる新会社はきっと白紙のキャンパスなんだろうなと感じてる。拓也にとって方向性や何か狙いや指示が有ると動き易いのにと感じている。
「・・だから・、ノープランなんだよ・・ただ、パソコンやSNSの持つ付加価値を利用して、売り上げの発生する内容の業務って事らしい。」
「それ以外は自由!って事。そして窪さんはSNSの拡散能力に注目してるようだね。」
「俺が思うに、何でもいいんじゃないかな?例えば美咲のファッション知識を活かして、何かを発信してみたり、水菜はパソコンのアートグラフィックの事を呟いたりとか?」
美咲のファッションや水菜のグラフィックは現在の日常業務である。悠史の狙いでもある「自分達の出来る事」それが始まりの一歩、そして未来の可能性だと拓也は感じている。
「ふーん、そう言う事ね。」
「例えば趣味が、こんなんで仕事はファッション関係。皆んな仲良くしてね!みたいな事?」
「そうそう、そんな感じ!」
「じゃあミズは、私は元気女子でーす!ノリと笑顔で世界を希望で満たしたいと思ってまーす。皆んなこの指止ーまれ!!って感じ」
美咲が水菜を見上げて微笑んだ。そんな水菜は両頬を、風船のように脹めて起こってるアピールしている。美咲は可愛い子と感じながら水菜の太ももの付け根付近を指先でツンツンしてる。
「もぅ、私はそこまで能天気では有りませーん!」
「サキちゃん、ヒドイよ。」
「ごめん、ごめん、冗談だってば!」
比較的、美咲は水菜を弄るのが好きである。隙あれば水菜を弄っては可愛いと、マスコットみたいに扱っている。美咲にとってある種の愛情表現である。
「まぁまぁ、ザックリ言うとそんな感じで良いと思うよ。」
「実際SNSで繋がって行く相手が、どんな感じの出会いが生まれるか分からないだろうしさ、自分達がどんな形のビジネスシーンに展開して行くのかも、多少イメージを広げとくとか悪くないかもね。」
「タクくんは、サラッと流しちゃうしフォローはないんでしょうか?」
「タ・ク・クン!?」
「・・ハハッ、大丈夫!本物は可愛いから。」
「よし!合格!!」
(なんか、本題や趣旨がズレてるぞ。うちの社内に華が有るのは有難いけど・・なんだかなぁ・・、進め辛いな・・。)
拓也の感じた心境は最もである、拓也にとってはいつもの流れなのだが、どうしてもペースを美咲と水菜に呑まれてしまうのである。「進ませてくれー」が拓也にとって日課の心の叫びである。
(物語のマップサイトを用意させて頂いてます、此方のリンクからお楽しみください。)
男性が感じる女性らしい心の魅力
私達男性は女性達の存在に多くの魅力を感じさせて頂いてます。私達男性側も女性から見た時の男性としての魅力って意外にも良く分からない事が多いのです。その逆視点で女性達も意外と自分達の女性らしい魅力って何なのだろうと感じてるのではないかと思い、伝えて行きたいと思います。
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可愛いの存在
女性の魅力の代名詞、「可愛い」この表現は女性の魅力の中でも不動の存在だと思います。この可愛いの定義ですが外観の可愛いや、内面の可愛いとか広義に渡り表現される言葉だと思います。その中で今回の「可愛い」は、男性から見た時に、女性である女心に男として可愛いと感じてしまう部分に触れて行きたいと思います。
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笑顔で居られる自分を作る
これは、可愛いと感じさせる為の基本部分になるのだと思います。この笑顔で居られる自分作りは凄くシンプルで効果が最大限に引き出せる内容だと思います。女性にとっての笑顔は男性にとって最高の表現だと思うのです。ですが人の感情とは「怒り」や「悲しみ」「不安」と言ったネガティブな感情も存在しますね。このネガティブな心境を意識して、ポジティブな心境になれるように自分をコントロール出来るように、心を整えておく必要があるのです。貴女の感じる楽しい事や嬉しい事に注意を向けて、絶えず笑顔で居られる様に意識して下さい。
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男性が女性の笑顔に感じる感情
男性は女性の笑顔に惚れる事が多いはずです。その笑顔は男性にとって可愛いと感じてしまう部分なのです。だから笑顔を増やせる自分を意識する事が大切になって来るのです。そして貴女を笑顔にする題材が女性らしい魅力なのです。笑顔から発信される影響は、「可愛いらしさ」の他に「明るさ」「和み」「癒し」本当に様々な感情に良い影響をもたらしてくれるので、貴女の表現力に効果の高い魅力を付加してくれるはずです。大切にして欲しい感情ですね。
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完成度が低い!それも魅力!!
皆さんは何においても完成度の高い女性が魅力的だと感じますか、確かに仕事をこなす上では業務スキルの高い人が優遇されてたりしますよね。ですが恋愛にとっては、そんなセオリーは通用しません。例えばなのですが、
容姿端麗、頭脳明晰、仕事をすれば誰もが羨む結果を出す。優れ物の女性がいます。
ある時、彼女は凄く一生懸命に机に向かい何かをしています。やっとの思いで何かが出来上がった様です。その作品を彼が見た途端、大爆笑です。彼女は絵を一生懸命に書いていたのです。彼はお世辞にも「上手い」というどころか、何を書いたのかさえ不明な動物らしき物が描かれてます。
顔から手が伸び、後脚が変な方向にむいてるのです。猫なのか犬なのか定かではないレベルの画力です。
その彼は「この絵を描いた女性に惹かれ惚れ始めるのです。」
彼はたまらなく、そのド下手クソの絵を描いたからこそ女性を可愛いと感じて、夢中になってしまいました。
恋愛とは、そう言った状況の中でゴロゴロ成立したりしてるのではないでしょうか。何故でしょう、不器用さが可愛いさを感じさせてくれるのです。全てが不器用でも困るのですが、時折見せる見せる不器用さに恋心が芽生える(可愛いと感じる部分なのです。)なんて事は日常茶飯事だと思います。
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男性にとって、女性らしい心の動きは、深い魅力を持つ
女性の持つ感性とは、男性の立場からしてみると、かけがえのない感性だと言って良いと思います。(ここで誤解して欲しくない部分が有るのですが、確かに男性にとって女性の存在は魅力的な物だらけですが、アプローチ法方の間違えた愛情表現だけが突っ走ってしまうのは逆効果になってしまうのでご注意願います。)
何故女性の持つ感性とは魅力的に感じてしまうのでしょうか、それはお互いに感性や感覚の違う存在だからです。性とはお互いに惹かれ合える本質を持って生存しているのだと思うのです。そもそも女性の心の動きには意識する必要も無く自然と男性を惹きつける物を持っているのだと思います。ただ私としては生物学としての論点を進められる知識を持っていませんので、もっとシンプルで単純に魅力的だと感じてしまう部分を発信して行きたいと思います。
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男性が惹かれる女性の内面
ざっくりでは有りますが、女性の内面に男性がどの様な心境が芽生えたりするのか、ちょっとした例を上げてみますね。
- 嬉しいと感じた時にはしゃぎ立てる振る舞い
- 怖がり易く、不安症
- 涙も魅力に変えられる
- 可愛い物好き
- 社会的より愛に重きを置ける
- その他(切りがない位、生まれて来る筈です)
1. 男性にとっては自分の感情に対して、オープンなリアクションや仕草を発信出来るタイプは少ないようです。男性は自分の振る舞いに可愛いと言った感情に、感じられる事を避けたく思うのでしょうか、その仕草は「可愛い!」と感じてる証拠なのではないでしょうか。逆を返すと、そんな仕草が「可愛い!」を裏付けてるのではないでしょうか。
2. 遊園地のお化け屋敷を想像してみて下さい。女性は「キヤーキャー」言ったり、思わず男性の腕にしがみついたりします。男性は「ドキドキ」するし「自分が頼られてる」と感じたり「俺が守りたい」とさえ感じてしまうでしょう。
3. 女性の涙は不思議な力を持っているように感じます。男性は本来女性の笑顔を好むのですが、これは本能なのでしょうか男性はその女性を「癒し笑顔にしたくなり側に寄り添いたくなる」のです。
4. 男性は逞しさや力強さ権力を欲するのですが女性が可愛い物に興味を示したり手に入れた時の幸せそうな姿に「可愛い」と感じたり「キュン」としたりします。可愛い物に価値を置いている女性に魅力を感じます。
5. 女性の愛に重点を置く傾向は、社会性に影響を受けてしまい易い自分に比べて、女性の愛に生きる強さに心奪われるのではないでしょうか。理論に縛られる男性は、それを超えられる物に希望を見てしまう。(この感情は時として破壊力があり何かを壊す物でも有りそうですね。魅力に相対して危険でもありそうです。)
今回は例として、こんな感じかなと文字にしてみましたが女性の魅力は十人十色だと思いますし、それを受け止める男性に対しても様々な心境の違いがある筈です。出来る事なら感覚的に理解して貰えると有り難く思います。お互いに惹かれ合う題材は果てしなく存在する筈ですので是非、実践で何かを感じ取り受け止めて下さい。
そして、最後に前向きな恋愛に結び付けそうな姿勢について述べさせて頂きました。
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一生懸命に取り組む姿勢
一生懸命の行為は、それを見る人に沢山の心情を働きかける事が出来る。何かに打込み、結果を達成した貴女には、眩しいくらいの光を感じるだろうし、失敗した涙には刹那を感じ「守りたい」「癒したい」と胸の中に湧き起こったりします。この一生懸命の題材は何でも良いのです。仕事でも良いし趣味でも良い、何かにチャレンジしても良いのです、通り過ぎた迷子のお子さんに親切にしてあげられる行為。そんな事でも凄く良いのだと思います。この一生懸命って行為は男女問わずの問題なのですが、男性目線の場合と女性目線の場合には違いが有り女性ならではの価値基準が存在するのだろうとも思うのです。例えば「俺って中々気が付けない部分を、貴女は良く気が付き、優しい人だね!」と言った様に、男性が貴女の魅力にどんどん吸い込まれて行くでしょう。
如何でしょうか、恋愛や人との絡み合い中々どれが正解で、何が失敗なのかを漠然と伝えるのは到底出来るものでも無いと思ってたりします。せめて、意識だけでも前を向いて歩ける様に受け止めて頂ければ幸いです。
恋に落ちる男性の恋愛心理
女性の皆さんは男性の恋愛や恋心の感情って、どう言った心境になっているのか興味がありますか、「男の人の恋心を誰か教えてよ!」そんな女性必見の内容になってます。男性の貴女を見つめる視線、感情はどんな心境で動いてるのでしょう。これを参考により良い恋人に出会い充実した恋愛を育んで頂きたく思います。では、男性にとっての恋愛心理について説明していきますね。
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恋心は二本の柱が存在している
男性と女性は別の生き物です、価値観も違い感性も違うのです。それを踏まえた上で恋心の二本柱の感覚を理解して頂きたく思います。そこで、別記事に男女の違いについて触れてる記事が有りますのでリンクを貼らしていただきます。参考にまで其方の記事チェックしてみて下さい。
(こちらの記事には男性と女性の性的観点の違いについて記載してありますので、こちらから確認出来ます。)
(此方の記事も男女の違いに触れていますが、ちょっと上記記事とは違った角度からのニュアンスで書き込んでいるので、より理解が深まると思います。)
それでは、二本柱について説明します。二本のうち一本の柱、この一本目は外観的要素が強く働く視覚的要素の部分です。「可愛い顔」「美人」「スタイルが良い」「ルックスが素敵」と言った性的外観の魅力です。出会った第一印象に強く働きかける部分ですね。一般男性はこの第一印象で好みの女性か否かを判断してたりするものです。そして、もう一本の柱が性の内面的魅力です。此方は女性の皆さんは理解しやすい部分ではないでしょうか、確かに男女の違いによる魅力を求める部分は、内面でも双方に違いが有るのは当然ですが、簡単に説明すると内面から表現される態度や仕草、表情や労りや、癒しだったりする部分ですね。
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女性は恋心の二本の柱が重なり一本として機能する
私が敢えて説明する必要は無いと思いますが、女性の場合は、この二本の柱ががっちり結び付いていて一本の恋心として存在しているんだと思います。女性の場合はトータル的に異性である男性を観察して魅力が有るのか、そうで無いと判断しているのではないですか。過去に、ある実験を行った番組を見たことがあるのですが、面白い検証だったので取り上げてみますね。
Step1
10人の女性に1人ずつ男性5人の写真を見てもらい誰が一番お気に入りかを答えて貰う。この男性の中にイケメン男性が1人だけ混ざって貰ってるのですが当然、結果として一番人気は、そのイケメン男性だったのです。
Step2
その10人の女性達1人ずつ男性5人と交互にツーショットタイムとして5分ずつ話して貰うのです。ここでポイントがあり先程のイケメン男性には軽く女性の髪の毛に触れて貰ったり、隣で並んで座って話しをする企画だったのですが、敢えて男性には女性の足に男性の足が触れるようにするのです。
Step3
その後結果としてツーショットタイムをして貰った女性10人に再度、男性5人の順位を決めて貰ったのです。そして、物の見事にイケメン男性は最下位に落下してしまうと言った実験でした。
この実験結果から見ても女性は、外観だけで男性の侵入を受け止められないといった結論が出てしまったのです。如何でしょう、女性は外観と内面の両方をトータル的に見ているからと言った状況が浮き彫りになってると思いませんか、女性の恋心は二本の柱がセットになって動き出すのです。
仮にですが、男性にも同じような実験をしたとした場合はどうなるか想像してみます。男性の場合は高確率で素敵女性に舞い上がってしまうでしょう。これが男性の視覚から受ける女性の魅力に恋心を揺さぶられる結果です。
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男性の恋心は二本の柱が独立し合って存在する
男性の場合は女性のケースと比較すると少し複雑に機能しているのです。二本の柱が独立し、自由に連動して行くのです。まずは一本目の柱、外観の刺激ですね、皆さんもよく知ってる部分です。いつでも「可愛い子」「綺麗な女性」「スタイル抜群」の女性がチヤホヤされている理由がこの一本目の柱が原因なのです。では男性から見て恋愛対象になれる女性は外観に魅力あるタイプに限定されるのでしょうか、答えはNOです。もう一本の柱の存在も間違い無く存在します。そしてそのもう一本の柱とは内面であると説明させて頂きました。
そして、男性の持つ二本の柱は特殊な絡み合いを見せ、その結果色んなタイプ恋心が生まれるのです「浮気心」「女遊び」「純愛」のようにレパートリーが増えてしまうのです。
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女性が意識する男性恋心の注目点は2本目の柱
話しを進めますね、男性の恋愛において注目しなければ行けない要素は恋心の柱の二本目です。内面的な部分という事になります。
(男性の恋愛感情のスタート地点、男性は女性の魅力をこう感じるのだと説明してあります。此方もリンク貼っておきますね。)
此方の、勘違い男性が生まれる理由《男を知って逃げ切れ!》は、女性に出会い恋愛感情として認識し始める男性心理を書き込んでいます。ここで、説明している内容は男性が女性に出会った瞬間の心理状況を記述しているので、あくまで恋愛意識の初期段階として理解して欲しいのです。そして、これからお話しする内容は其処からもう少し幅広く視線を拡げた男性心理を表現したいと思ってます。
- 男性の恋心の柱一本目は、外観的魅力の分野でしたね。こちらの心理とは男性の恋愛心理としては一見影響力が強そうですが、瞬発力みたいな物だと思って欲しいのです。瞬間的に感情の振れ幅が大きいのですが、恋心が瞬間的に昇って瞬間的に下降してしまうのです。この柱の一本目と言うのは男性恋心に示すインパクトは強いのですが、恋愛感情を継続させようとすると、い感情になってしまい易いのです。ですので男性に「遊ばれた」「付き合って見た物の、直ぐにライバルが現れた」「最初は情熱的だったのに・・」と言った事運びになってしまうケースに陥ってしまうのです。ですので外観に踊らさた男性の恋心が深い愛情であると判断すべきでは有りません。
- 男性の恋心の柱二本目が、貴女の今後の恋愛が充実出来る鍵になると思って下さい。この柱二本目は貴女、女性の内面的な魅力を感じる部分に当たります。では男性が此方の魅力を実感して行くとは、一体どんな事なのでしょう。喜怒哀楽や女性的感性だったり心の動きの事になります。内面とは感情の要素が凄く大きく影響して来るはずです。此方の柱の場合の魅力って瞬発力には欠けてしまう要素になってしまいます。女性の内面的魅力を感じ取るには、とても時間の掛かる行程になってしまうのです。この部分の強味は男性の恋心の深い所まで根を張る事が出来るのです。確かに理想的な男性に出会ったとしても瞬時に得点を稼げない部分なのですが、此方が恋愛感情としての太い幹として成長させられる部分なのです。
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男性の持つ独立した二本の柱を上手く利用しろ!!
今回説明させて貰った男性心理ですが、これらを踏まえた上で男性の恋心を上手く掴み取って欲しく思います。整理させて貰うと
- 外観の魅力を磨き上げて、男性を呼び込むのです。
- 男性を呼び込む事に成功したら、今度は男性の性願望を満たさずに貴女の内面を味あわせる。
- そのまま継続して男性の恋愛感情をどんどん膨らましていく。
- 男性は貴女と言った個人の魅力の虜になる
如何でしたか、今回は長い記事になってしまいましたが、より男性心理を理解して頂きたくて書き込んだ結果どんどん文字数が膨らんでしまいました。少しでもこの記事を読んで頂いた貴女のお力になれれば嬉しく思います。
運命を感じた男性は惚れさせろ!!《全編》
皆さんは運命を信じますか、運命的な出会いって本当に存在するのでしょうか。残念ながら経験無いと思ってたりしてませんか?いいえそんな事は無いのです。貴女は既に沢山の運命の相手に出会っているのですよ。
日本人口でも世界人口でも良いです、その人口とは、それこそ星の数ほどって奴ですね。貴女がこれまでに出会いと別れを繰り返して成長して来たと思います。貴女が出会った人数と、その総人口を比較してみて下さい0.何パーセントの割合になっていますか。これを運命の出会いと呼ぶのでは無いでしょうか。
そして、貴女の出会いの中で素敵な男性かもって、感じた事って有りませんか。それが既に出会ってる運命の男性なのです。ただ、この出会いが幸せを掴める出会いなのか、恋愛経験を積んで学びの相手にするのかは貴女の立ち回り方次第で変化する物だと思って下さい。そこで気になるのは、理想的な立ち回りをどうすればいいのかと言った疑問になりますよね。その疑問をこれからお話ししたいと思います。
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運命の男性、初期リード権は貴女に
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男性と女性のコミニュケーション能力の違い
このサイトの別記事にもよく述べている事なのですが男性は感情によるコミニュケーションは不得意な人が多いのです。会話の言葉数が足りなかったり、自分の感情をスムーズに発信する事に躊躇い言葉を詰まらせるのです。多くの女性や貴女の方が会話上手だったりするのです。
(此方に男性の会話下手で有るだろうと、推測しやすい内容を下記の記事に述べさせて頂いてます。リンクを貼らせて頂いてますので宜しければ、お立ち寄り下さい。)
そして男性はシャイな人ほど誠実です。これは間違いない事実です。女性の前や貴女の前で女心を擽ぐるのに長けてる男性は要注意です。それだけ女性慣れしてると思って下さい。正直彼等は過去に多くの女性達との交流を持っている筈です。(*注: 女性慣れしてる全ての男性が遊び人な訳では有りませんので理解願います。)
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キッカケは貴女の会話が理想
貴女の番です。「えっ!?私が進めないといけないの?」と、思わないで下さいね。あくまでもキッカケ作りに強力してあげて下さい。貴女との会話が自然に出来るように成るまでで良いのです。そして貴女は告白するとか、恋心を表現する必要も無いのです。極く当たり前に「おはよう」から始まり「今日は天気晴れて良かったね」とか「今日は疲れたよ」でも良いのです。男性からして見ると自然に会話の出来る環境までが凄くハードルが高いのです。理想的には目的の男性と貴女の2人がご対面した時に、
「よっ!」
って、自然に彼の方から交流が持てるようになるまでです。そこまで進ませられれば、取り敢えず肩の力を抜いて下さい。
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男性は視覚的刺激を受ける為、初期対応が苦手
何故、初期リードは貴女が望ましいのでしょうか、それは出会った時の男女の注目部分に違いが有るからなのです。もう少し説明させて貰います。
- 男性が出会った瞬間に注目する場所は視覚から来る外観
- 女性は出会った瞬間に注目する場所は内面的な部分と外観、トータル視点
男性とは女性に対して視覚的刺激を受けてしまうのです。それも、性的刺激としてドシンと重し掛かって来ます。「顔が可愛い」「美人だ」「スタイルが好み」そうなのです男性とは女性を向き合う時の初期反応としての感覚は、性的欲求が強く働いてしまうのです。それで必要以上に意識し過ぎてしまい女性に踏み込む状況に躊躇するのです。
女性目線に立った時に、愛の無い身体を求める男性は避けたいですよね。では誠実に貴女を愛してくれる男性は好きですか?
男性が一般常識として、女性がこう言った内容を好む男性タイプと嫌う男性タイプの認識ぐらいは持ち備えています。なので性的欲求が男性の中に溢れている状態では、そんな胸の中を悟られまいとする心理が働き一歩踏み出し難く感じてたりするのです。
そして女性ですが、(私なりの個人的感想です)出会った初期段階では性的観点の観察だけでなく人としての内面までも注目してるのではないかと感じてしまうのです。ですので女性の場合は、恋愛に的を絞った感覚の視点と言うよりは、「愛情」「友情」「人格」と言った幅広い観察力で男性を見ているのではないでしょうか。整理すると、こんな結果になると思います。
男性
「性的欲求が強い為に、意識し過ぎてしまい踏込み辛さが生まれる」
女性
「性的欲求以外の内面的部分にも注目出来る為、誠実性が高いので男性よりは自然に交流を生みやすい。」
以上の理由から、貴女が男性に好意を示している場合は、その男性を運命の相手と認識して良いと思います。そして初期リードには貴女のリアクションが効果的だと思うのです。この運命の男性相手に知人や友人レベルまで交流が持てるようになれば、次のステップに進みましょう。
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運命の男性の側で喜怒哀楽のフル活用と男性性欲の封印
ここからは、少し難しくなります。経験から来るノウハウを感覚的に身に付いてると理想的なのですが、頑張ってチャレンジしてみて下さい。では、その難しさは何が難しいのでしょうか、まずは其処からお伝えします。
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男性性欲を封印させる為の距離感
この距離感が曲者なのです。この距離感は感覚的な物になってしまうのです。だからこの距離感を物差しみたいな物で具体的に示すのが難しいのです、そしてこの距離感を意識して掴み取る事を会得して欲しいのです。あまり遠くに貴女が立ちすぎると男性は諦めてしまいます。また、近くに立ちすぎると男性性欲の餌食になってしまうのです。(中には性的関係から始まった場合でも誠実な男性の場合は幸せな恋愛に発展して行くケースもあるのですが、結果的に遊ばれてしまう危険性が高まるのでお勧め出来ないのです。)
感覚としては、友情に近い感覚です。早く恋愛関係に進みたいと逸る気持ちをなるべく抑えて下さいね。当然ですが異性相手の友達の場合って女性は、気軽に自分の身体に触れさせたり出来るでしょうか、それは「やっぱり無理だよ!」って答える人が多いですよね。そしてここで大切なのは男性が貴女を女性の魅力に意識し始めた時に触れたいのに触れられない距離感が求められます。男性は異性に対して友情以上の感情でアプローチして来た場合に拒否される事に深く傷つくのです。出来ることなら、そんな心境にさせないで進められる状態が良いのでこんな場面に遭遇しない距離感を意識して下さい。最悪断る場面に遭遇してしまった場合のフォローも考えといた方がベストだと思います。何故ここまでして男性の侵入を止めるのかって事も理由があるのです。その理由を記事にさせて頂きましたリンクを貼らせて頂いてますのでご確認願います。
(下記の記事に男性と出会い、初期段階で男性に距離を必要以上に踏み込ませるべきではない理由を書かせて頂いています。それを知った上での距離感を意識して頂けると良い結果に進みやすいと思います。)
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貴女の喜怒哀楽の表現が魅力
男性にとって一体どんな女性が魅力的に感じてしまうのでしょうか、其れ等をお話ししたいと思います。まずは自分自身を信じて欲しいと言う事ですね。
(自分に自信をつける方法って色々有ると思うのですが、自分に自信を持つための考え方に注目した記事になってますので、是非読んで頂けると、参考になると思います。)
(此方の記事は不安から来る女性がついつい行ってしまう残念な行動を記事にさせて頂いてます。宜しければチェック願いますね。)
貴女の存在が男性にどんな刺激を生んでるのでしょうか、今回は喜怒哀楽についてお話しして行きたいと思います。同じように男性にも喜怒哀楽が存在しますが、この喜怒哀楽は感情による表現になりますね。この喜怒哀楽は男女の関係では、感情の押さえ所に違いが生じています。この違い、女性にとって可愛い物を見た時の感想や楽しいこと感じた時の笑顔が男性にとって女性らしさを感じる部分で有ると認識して欲しいのです。
実を言うと特別な攻略ってないのです。どちらかと言うと彼の前で自然に振舞う、「笑って」「泣いて」「怒って」「楽しむ」と言った仕草や表現で良いのです。
貴女の身の回りの出来事で自然に感じてしまう感情が貴女の魅力なのです。敢えて言うならば「ネガティブ」より「ポジティブ」が良いし「怒る行為」より「笑顔の貴女」が良いはずです。とは言えやっぱりもう少し具体的な何かが有ると嬉しいなと思ってしまう人に、記事を用意してみました。
(恋愛においては、心の絡み合いが最終的に凄みを呼ぶはずです。参加迄に此方のリンクからチェック!!)
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男性を受け入れるタイミングを見極めろ!!
さて、最終ステップです。恋愛で感じられる充実感は素晴らしい物ですよ。人生を歩くうえで最高のスパイスになるはずです是非、幸せを手に入れて欲しく思います。
貴女の近くに運命を感じた男性が存在していて、貴女への魅力に対して充分な関心を寄せてくれてると感じ取れるまでになりました。その男性は貴女を必要だとアプローチして来てる状態です、時は温まりつつ有りそうですね。後は簡単です、受け止めれば良いのですから。そこで一つだけ確認です。その男性は貴女を大切に思ってるのでしょうか、男性の言葉だけを鵜呑みにしないで下さい。『相手の心を見抜いて下さい』言葉と感情が重なって表現されてるのか、言葉のフレーズだけに感心を持ってはいけません。起用に囁くフレーズが真実だとは限らないのです。上部だけの言葉は貴女の胸には刺さらないはずです。彼の心の中で込み上げる情が、言葉に表現された時は貴女に響きます。
気持ちは目に見えない部分ですが、オーラとなって感じられるのです。俄かに信じがたい様ですが意識して見ては如何でしょう。
貴女が男性の想いに響いた時がベストタイミングだと判断して良いのです。
さあ、彼を受け入れましょう。その瞬間を見極めたのなら、あとは信じましょう。